ポモドーロテクニックの自己拡張
ポモドーロテクニックは割と有名なテクニックなので「何それ?」と聞く方はあまりいないと思うけれど、基本だけ一応。
1.25分を1ポモドーロとしてタスク分けされたToDoリストを作成する。
2.タイマーをスタートして25分間はToDoリストのタスクに集中する
3.1ポモドーロが終われば5分間の休憩をはさむ。4の倍数のポモドーロが終わると30分の休憩をはさむ。
大まかに分けてこれがポモドーロテクニックの概要です。
ルールではないけれど(個人的に)気を付けている点
頑張れば確実に25分でこなせる目標を設定をする(←超重要)
目標を設定することによって脳からドーパミンが分泌される。
目標を達成することによって脳からドーパミンが分泌される。
からです。ついでに、制限時間最後にはノルアドレナリンが分泌されるので記憶に定着しやすいので、勉強中もおすすめです。
ドーパミンをたくさん分泌させることによってより達成感を得ることができ、俄然楽しく、やる気が出てきます。
割り込み中は時間を止めない
個人的に、ポモドーロ中は時間を止めてはいけないものだと考えている。
親から「買い物に行ってきて」「洗濯して」「風呂入って」と言われた際にポモドーロタイマーを止めてしまうとどうしても会話が発生して生産性が落ちてしまうからだ。
しかし、ポモドーロタイマーを止めないことで、ポモドーロの残り時間が無くなるのが見える。
すると不思議なことに、嫌な作業であっても「時間がもったいない」と思うのである。
そして、「今ポモドーロ中。後○○分で終わるから待って」のテンプレートで会話を終わらせることができる。
そして、どうしてもその時にしなければならない急用が入ったときは、ポモドーロを「一時停止」するのではなく「破棄」することにしている。
1ポモドーロは25分
1ポモドーロ50分でやってる。という人は意外と多い。それが肌に合う。職場環境に合うのなら全く問題はないし、自己流を通してほしいと思います。
しかし、個人的に初心者には25分をお勧めします。
まず、50分通して集中して作業できる人は一握りしかいないからです。
人の集中力がMAXの状態を維持できるのは最大で15分だといわれており、初頭努力と終末努力(作業の最初と最後は集中力がアップする心理現象)を最大限に発揮できるのが25分だからです。
次に、割り込みに対する罪悪感の軽減です
先ほどお話しした割り込みに対する処理ですが、「今ポモドーロ中。後○○分で終わるから待って」と言った時です。
「あと5分だけだからちょっと待ってて」と「あと30分だからちょっと待ってて」だと結構な差があると思います。30分も待たせてしまって申し訳ないなと思いながら作業をしても集中できないと思うので。
記録を取る
一日の最後に、実際に行ったポモドーロ数や、予定していたポモドーロと実際に完了できたポモドーロの差などを記録する。
大抵のアプリにはそんな機能が搭載されているので、一日の最後に見てみるとよいと思います。
この記録をとる行為は一見無駄に見えて超重要です。「PDCAサイクル」というこれまた有名なテクニックがありますが、それの最後Action(改善)を行うフェーズですね。これを実行し、自分のできる作業量(キャパシティ)を把握することによって「頑張れば確実に25分でこなせる目標を設定する」ことが可能になります。
ちなみに、PDCAサイクルはPlan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)を繰り返して改善することです
以上が実践してきた中でよいと思った方法ですね。
それでは、ポモドーロを楽しんでください。